ケータリング事業のM&Aとは?売却・譲渡の流れと評価ポイント



CATERING M&A GUIDE

ケータリング事業のM&Aとは?売却・譲渡の流れと評価ポイント

法人向けケータリング、弁当製造、給食、仕出し、イベントフード事業を譲渡する際に、買い手が確認する論点を整理します。厨房能力、衛生記録、配送ルート、地域の得意先まで見える化します。

買い手が重視する評価ポイント

売上の再現性

法人契約、定期注文、会議食、展示会、学校・施設向け取引、斎場・寺院・会館・自治体行事との関係など、譲渡後も継続する需要を確認します。

厨房と配送の能力

製造数、早朝仕込み、盛り込み動線、保冷・保温設備、配送車両、昼前集中配送、容器回収、繁忙日の外注比率を整理します。

人材の承継

料理長、盛付責任者、配送責任者、営業、パートスタッフの定着可能性と、オーナー依存度を確認します。

地域の現場で確認される論点

地域の信用

「いつもの弁当」「法事の仕出し」「会館の懇親会」といった地域の指名注文、紹介元、屋号への信頼を引継ぎ計画に入れます。

衛生帳票

検便、温度表、HACCP、アレルゲン表、異物混入・クレーム記録は、買い手の安心材料として早めに整理します。

配送実務

昼前の集中配送、回収容器、保冷剤、会場搬入、雨天時の動線、ドライバー依存を確認し、譲渡後の再現性を見ます。

譲渡前に整える資料

  • 月次PL、部門別売上、主要取引先別売上、注文台帳、曜日別配送数
  • メニュー、原価表、仕入先、レシピ管理の状況
  • 厨房設備、車両、リース契約、保険、賃貸借契約
  • 営業許可、HACCP、検便、冷蔵・冷凍庫温度表、アレルゲン対応、事故対応記録
  • 料理長、盛付責任者、配送責任者、シフト、外注先、採用状況
ケータリング事業の厨房オペレーション

進め方

1匿名相談業態、売上規模、希望条件を確認。
2資料整理厨房・衛生・配送・人材の論点に沿って整理。
3候補先探索ノンネームで関心を確認。
4条件交渉価格、雇用、引継ぎ期間を調整。
5契約専門家確認を踏まえて進行。
6PMI現場定着、得意先説明、容器回収まで対応。